前回に引き続き、SIEのロボット玩具「toio」のレビューです。
toioは現在、3種類がラインナップされていますが、まずは「ロジーボのひみつ」から見ていきたいと思います。

カードを並べてプログラミング

「ロジーボ」は、遊びながらプログラミングの基本を学べるキット。
付属のキャラクター人形を、toioのキューブに取り付けて使います。

キャラクターはタラコ唇の白い子が2体と、「ザ・悪者!」という雰囲気のものが1体。

最初は中央の白いキャラクターのみを使い、段階が進むにつれて、リボンをつけた「お友達」や、ムラサキ色の悪役キャラを同時に動かすプログラムが登場します。

おそらく本編のプログラミングには関係ありませんが、キャラクターの手が稼働式になっていて、簡単なポーズを取らせることが可能。こういうギミックって、子どもは(大人も?)好きですよね。

作業環境の整頓方法から教えてくれる!

本を開いて、「細かいところまで配慮されているなぁ」とまず感心したのが、冒頭に「プレイに必要なものを机の上にどう配置するか」のアドバイスが載っていること。

“本はずっと使うから前におく” “カードはたくさん並べられるようにする”(左右のスペースを取っておく)など、「なぜそのように置くか」の理由も書かれているので、作業環境を整えるためのスキルも身につきそうです。

アドバイスの通りに、テーブルに並べてみました。本を中央に置いて、その手前に作成中のカード、コンソールと未使用のカードは左右に配置します。

ちなみに写真のテーブルは90×60cmくらい。意外とスペースを使うので、子供用の学習机などではちょっと厳しいかもしれませんね。広めのテーブルを確保できなければ、床の上に広げて遊ぶのが良さそうです。

「プログラムを作る→読み込む→実行して答え合わせ」が基本の流れ

「ロジーボのひみつ」の本は、主人公の男の子と女の子がロボットと一緒に冒険をしながら、さまざまな課題をクリアしていく…というストーリー仕立て。

課題は見開きごとに1つで、左のページにストーリーとそのページの課題、そして、使うカードの種類や枚数などの「ヒント」が載っています。

ヒントを頼りにカードを並べたら、開始地点にロボットを置くと、ロボットが自動で動いてカードを読み取ってくれます。

読み込みが終わったら、右ページの「スタート」の位置にロボットを移動。
すると、読み取ったカードのプログラムの動きが再現されます。

これが、プログラムが正しいかどうかの答え合わせ。
正しくできていれば、ゴール地点でロボットがクルッと回ってお祝いしてくれます。

手を動かすから飽きにくい

「ロジーボ」は、最初は直進するだけの単純な動きから始まり、その後、左右に曲がるなどの少し複雑な動きや、「くりかえし」を使ったプログラム、「じょうけん」によって動きを変えるプログラムが登場するなど、段階的に学んでいける構成になっています。

カードの読み込み完了などを音声で知らせてくれたり、難しい箇所には「くりかえしを使う場所がわからないときはどうしたらいいか?」といった考え方についてのアドバイスが載っているなど、スムーズに進めるための細かい配慮も随所になされています。

実際にカードを並べてプログラムを作り、その結果をロボットの動きで確認できるので、画面上だけで完結するプログラミングに比べて飽きずに遊べるのではないでしょうか。